
「成犬を迎えたけれど、何から教えればいいのかわからない…」
「もう大人になっている犬でも、しつけ直すことはできるの?」
そんなふうに悩んでいませんか?
子犬と違って、成犬にはそれぞれの性格や過去の習慣があるので、どこから手をつければいいか迷ってしまいますよね。
でも、安心してください!
実は、成犬からでもしつけは十分に可能ですし、正しい順番で進めることで、驚くほどスムーズに信頼関係を築くことができるんですよ。
この記事では、成犬のしつけにおいて「最も効果的な順番」と、その理由や具体的なステップを分かりやすく解説します。
これを読めば、愛犬とのコミュニケーションがもっと楽しくなり、お互いにストレスのない快適な生活への第一歩が踏み出せるはずです!
さあ、愛犬との新しい絆作りを一緒に見ていきましょう!
まずは信頼関係から!正しいステップで進めよう

結論からお伝えしますね!
成犬のしつけにおいて、最も大切にすべき順番は以下の通りです。
- ステップ1:名前の認識とアイコンタクト(信頼関係の構築)
- ステップ2:トイレ・ハウスなどの生活ルール
- ステップ3:おすわり・待てなどの基本コマンド
- ステップ4:社会化・散歩・問題行動のケア
「えっ、トイレやおすわりが最初じゃないの?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。
実は、成犬の場合、何よりも先に「飼い主さんとの信頼関係(絆)」を作ることが最優先なんです!
ここを飛ばしてしまうと、その後のしつけがなかなか上手くいかないことが多いんですよ。
まずは「あなたの名前を呼ぶ人は、あなたに良いことをしてくれる人だよ」と教えてあげることが、全てのスタートラインになります。
焦らずに、この順番を意識して進めていきましょう!
なぜこの順番が大切なの?

では、なぜこの順番で教える必要があるのでしょうか?
「早くお手を教えたい!」「散歩に行きたい!」という気持ちもわかりますが、これには成犬ならではの理由があるんです。
信頼関係がないと指示が通らないから
想像してみてください。
もしあなたが、全く知らない人からいきなり「座れ!」「こっちに来い!」と命令されたらどう思いますか?
「なんであなたにそんなこと言われないといけないの?」と反発したくなったり、怖くなったりしますよね。
犬もまったく同じなんですよ!
特に成犬は、これまでの経験から警戒心を持っていることもあります。
まずは「この人の言うことを聞くと良いことがある」「この人は安心できるリーダーだ」と認めてもらわないと、どんなに正しい指示を出しても耳に入らないんです。
だからこそ、最初に名前を呼んで目が合うだけで褒める「アイコンタクト」で、コミュニケーションの回路を開く必要があるんですね。
成犬には「過去の癖」があるから
子犬は真っ白なキャンバスのようなものですが、成犬にはすでに「過去の習慣」や「独自のルール」が染み付いていることが多いです。
例えば、前の環境で「吠えたら構ってもらえた」という経験がある犬に、いきなり「吠えるな」と教えても混乱してしまいますよね。
成犬のしつけは、新しいルールへの「上書き保存」の作業なんです。
いきなり高度なことを要求するのではなく、まずは簡単なことから成功体験を積み重ねて、「今の飼い主さんとのルール」をポジティブに受け入れてもらう準備が必要なんですよ。
生活のストレスを減らすのが最優先だから
「おすわり」や「お手」ができなくても生活はできますが、トイレの失敗や家の中での落ち着きのなさは、飼い主さんにとっても犬にとっても大きなストレスになりますよね。
お互いが快適に暮らすためには、芸を教えるよりも先に、「安心して排泄できる場所」や「落ち着いて休める場所(ハウス)」を確保してあげることが重要です。
生活環境が整って心が安定すると、その後のトレーニングの吸収力もグンとアップするんですよ!
急がば回れ、ですね!
実践!成犬しつけの具体的な4ステップ

それでは、実際にどのような手順で進めていけばいいのか、具体的な方法を見ていきましょう!
成犬の集中力は長く続きにくいので、1回5分〜10分程度の短時間で、毎日コツコツ行うのがポイントですよ。
ステップ1:名前呼びとアイコンタクト
まずはここからスタートです!
名前を呼ばれたら飼い主さんを見る、という習慣をつけましょう。
- 方法:名前を優しく呼び、犬が振り向いて目が合ったら、すかさず「いい子!」と褒めてご褒美(おやつ)をあげます。
- ポイント:最初は静かな室内で行いましょう。もし振り向かなくても、名前を連呼したり大声を出したりするのはNGです。
これを繰り返すことで、犬は「名前を呼ばれる=嬉しいことの合図」と学習します。
これができると、散歩中や緊急時にも飼い主さんに注目させることができるようになる、最強の基盤になるんですよ!
ステップ2:トイレとハウスの環境設定
次に、生活のルールを教えます。
成犬の場合、トイレの場所が変わると戸惑うことが多いので、根気強く教える必要があります。
- トイレ:失敗しても絶対に叱らないでください!叱ると「排泄すること自体がいけない」と勘違いして、隠れてするようになってしまいます。成功したときだけ、大げさなくらい褒めちぎりましょう!
- ハウス(クレート):「狭くて可哀想」と思うかもしれませんが、犬にとっては「守られた安全な巣穴」になります。おやつを使って誘導し、中に入ると良いことがあると教えましょう。留守番や災害時にも役立ちますよ。
ステップ3:命を守る基本コマンド
信頼関係と生活基盤ができたら、いよいよ「おすわり」「ふせ」「待て」「おいで」などの基本コマンドに入ります。
これらは単なる芸ではなく、犬の安全を守るためのツールです。
- 方法:おやつを鼻先に持っていき、誘導しながら自然とその体勢になるように導きます。お尻が床についた瞬間に「おすわり」と言ってご褒美をあげましょう。
- コツ:成犬は理解力が高いので、コツをつかめば覚えるのは早いです!できなくてもイライラせず、ゲーム感覚で楽しんでくださいね。
ステップ4:社会化と苦手克服
最後に、外の世界や他者への慣れ(社会化)を進めます。
成犬になってからでも、少しずつ慣らすことは可能です。
散歩で他の犬に会ったり、車の音を聞いたり。
もし怖がっているようなら無理強いせず、距離を取って安心させてあげてください。
「大丈夫だよ」と声をかけながら、落ち着いていられたらご褒美をあげることで、苦手なものへのイメージを「良いもの」に変えていくことができます。
噛み癖や無駄吠えなどの問題行動がある場合は、この段階でプロのトレーナーさんに相談するのも一つの手ですよ!
焦らずじっくり!順番を守れば必ず伝わる

成犬のしつけの順番について解説してきましたが、いかがでしたか?
大切なポイントをもう一度おさらいしましょう!
- 最初は「名前とアイコンタクト」で信頼関係を作る!
- 次に「トイレ・ハウス」で安心できる生活環境を!
- その後に「基本コマンド」で安全確保!
- 最後に「社会化」で世界を広げる!
- 叱るよりも「褒める」をメインに、短時間で楽しく!
成犬のしつけは、これまでの癖を修正する必要があるため、時には時間がかかることもあるかもしれません。
でも、正しい順番で積み上げていけば、必ず成果は出ます。
焦ってあれこれ詰め込もうとせず、一つひとつクリアしていくことが、結局は一番の近道なんですよ。
成犬から迎えた犬や、大人になってからしつけ直す犬には、子犬にはない「落ち着き」や「理解力」という武器があります。
一度心が通じ合えば、その絆は深く、強固なものになるはずです。
「もう遅いかな?」なんて思う必要は全くありません!
今日から、まずは名前を呼んで目が合う喜びから始めてみませんか?
あなたの愛犬は、あなたがリーダーとして導いてくれるのを待っていますよ!