コラム

人気の犬の種類ベスト10はコレだ!あなたの飼っているは何位?

人気の犬の種類ベスト10はコレだ!あなたの飼っているは何位?

犬を家族に迎えていると、ふと「うちの子の犬種は世の中でどれくらい人気なのだろう」と気になることがあります。
一方で、人気ランキングは見かけても、どのデータを根拠にしているのか、なぜその犬種が選ばれているのかまでは分かりにくいことがあります。
この記事では、2026年の日本におけるペット保険加入データを中心に、人気の犬種ベスト10を整理し、それぞれの特徴や人気の背景、選ぶ際に確認したい現実的なポイントまで丁寧に解説します。
読み終える頃には、ランキングを「話題」として楽しみつつ、犬さんと暮らす上での納得感ある判断軸も持てるようになるはずです。

2026年の人気上位は「小型犬」と「MIX犬」が中心です

2026年の人気上位は「小型犬」と「MIX犬」が中心です

結論として、2026年の日本における人気の犬種上位は、小型犬とMIX犬(体重10kg未満)が中心です。
特にペット保険加入頭数ベースの集計では、MIX犬(小型)が1位を維持し、トイ・プードル、チワワが続く形が示されています。
この傾向は、集合住宅を含む住環境への適合性、日常ケアのしやすさ、家族構成の変化など複数の要因と関連していると考えられます。

アニコム損保の「犬種ランキング2026」トップ10(加入頭数ベース)

以下は、アニコム損保の2026年集計(損害保険加入実績の頭数ベース)として示されているトップ10です。
ランキングは「人気投票」ではなく、一定期間の加入実績に基づくため、飼育実態に近い指標になりやすいとされています。

  • 1位:MIX犬(体重10kg未満)(30,061頭)
  • 2位:トイ・プードル(26,325頭)
  • 3位:チワワ(18,592頭)
  • 4位:ミニチュア・ダックスフンド
  • 5位:ポメラニアン
  • 6位:柴犬(豆柴含む)
  • 7位:ミニチュア・シュナウザー
  • 8位:フレンチ・ブルドッグ
  • 9位:マルチーズ
  • 10位:カニーンヘン・ダックスフンド

また、別の保険会社(アイペット)でもMIX犬が長期的に上位とされるなど、複数ソースで似た傾向が確認されています。
ただし、集計対象(加入者の地域分布、年齢層、契約プランなど)により順位は変動する可能性があります。

ランキングが小型犬寄りになる背景には複数の理由があります

ランキングが小型犬寄りになる背景には複数の理由があります

「加入頭数」データは飼育実態を反映しやすい指標です

ランキングの根拠として多く引用されるのが、ペット保険の加入頭数データです。
これは「好きな犬種」ではなく、実際に犬さんと暮らしているご家庭の登録・契約行動に基づくため、現実の飼育頭数の傾向に近いと考えられます。
一方で、保険に加入しない飼い主さんも一定数いるため、国全体の正確な飼育頭数と完全に一致するわけではありません。
そのため、「傾向をつかむための実用的なデータ」として捉えると納得しやすいです。

住環境の変化が「小型犬の選ばれやすさ」に影響している可能性があります

都市部を中心に集合住宅で暮らす世帯が多い状況では、体格が大きい犬種よりも、小型犬のほうが生活動線や騒音・運動量の調整がしやすいと感じられる場面があります。
もちろん小型犬でも十分な散歩や刺激は必要ですが、住空間の制約下での現実的な選択として小型犬が選ばれやすい可能性があります。
この点は、上位が小型犬で占められていることと整合的です。

MIX犬(小型)が支持されるのは「出会いの多さ」と「暮らしへの適合」が影響していると思われます

MIX犬(小型)が上位にある背景には、いくつかの要因が重なっていると考えられます。

  • 出会いの機会が多い(ペットショップ、ブリーダーさん、保護団体など多様なルート)
  • サイズ感が暮らしに合いやすい(抱っこ、移動、室内管理など)
  • 「この子らしさ」を重視する価値観(犬種名より個体の魅力を優先する飼い主さんが増えている可能性)

なお、MIX犬は見た目や成長後の体格、性格傾向が幅広く、個体差が大きい点が特徴です。
そのため、迎える前に、両親犬の情報、健康状態、育った環境、スタッフさんの観察内容などを丁寧に確認することが推奨されます。

年齢層やライフスタイルで「人気の見え方」は変わります

一部の調査では、年齢層によって上位に入りやすい犬種が異なる傾向も示されています。
例えば、柴犬が一定の年齢層で選ばれやすいとされる一方、若年層でポメラニアンが目立つといった分析もあります。
このように、ランキングは「絶対的な人気」ではなく、どの層のデータかで表情が変わるものです。
ご自身の生活に近い層の傾向を参考にすると、納得感が高まりやすいです。

人気犬種ベスト10の特徴と、向き不向きの見取り図

人気犬種ベスト10の特徴と、向き不向きの見取り図

ここからはトップ10の犬種(分類)について、一般的に知られている特徴と、飼い主さんが検討しやすい観点を整理します。
個体差が大きいため、以下はあくまで目安としてご覧ください。

1位:MIX犬(体重10kg未満)

MIX犬(小型)が1位という点は、2026年データの象徴的な特徴です。
外見や性格の幅が広く、唯一無二の魅力を感じる飼い主さんが多いと思われます。
一方で、成犬時のサイズや被毛のタイプ、ケアの手間が読みづらいことがあります。
迎える前に、将来の体重見込み、毛質、体質傾向について説明を受けることが大切です。

2位:トイ・プードル

トイ・プードルさんは、賢さやトレーニング適性が評価されやすく、初めて犬さんを迎える方にも選ばれやすい犬種です。
被毛は抜けにくいと言われる一方で、伸び続けるため定期的なトリミングが必要になります。
運動と頭を使う遊びの両方を取り入れると、生活の質が上がりやすいと考えられます。

3位:チワワ

チワワさんは超小型犬として知られ、居住スペースの面で飼いやすいと感じられることがあります。
一方で、寒さや衝撃に弱い面があると言われるため、床の滑り対策や温度管理が重要です。
警戒心が強めに出る個体もいるため、子犬期からの社会化が鍵になる可能性があります。

4位:ミニチュア・ダックスフンド

胴長短足の体型が特徴で、明るい性格の犬さんが多いと言われています。
注意点として、体型的に腰へ負担がかかりやすいとされるため、段差や体重管理に配慮が必要です。
抱っこの仕方、ソファや階段の利用、日々の筋力維持が生活上のポイントになりやすいです。

5位:ポメラニアン

ふわふわの被毛と表情の豊かさで人気が高い犬種です。
被毛はダブルコートで換毛期の抜け毛が増えやすく、ブラッシング習慣が重要になります。
興奮しやすい個体もいるため、落ち着いて過ごす練習を取り入れると良い方向に働く可能性があります。

6位:柴犬(豆柴含む)

柴犬さんは日本犬として根強い支持があります。
自立心があり、距離感を大切にする個体が多いと言われるため、過度に構いすぎない関わり方が合う場合があります。
換毛期の抜け毛、運動欲求、警戒心のコントロールが課題になりやすいので、生活環境と飼い主さんの希望のすり合わせが重要です。

7位:ミニチュア・シュナウザー

眉毛と口ひげのような被毛が特徴で、家族と行動することを好む犬さんが多いとされています。
被毛は定期的なカットが必要になりやすく、トリミング費用を含めた計画があると安心です。
吠えが課題になるケースもあるため、環境管理とトレーニングを早めに整えることが推奨されます。

8位:フレンチ・ブルドッグ

人懐っこさや存在感で人気が高い犬種です。
短頭種に分類され、暑さや呼吸に配慮が必要とされます。
特に夏場の温度管理、運動強度、体重管理は重要度が高いです。
「かわいさ」と同じくらい「健康管理の設計」が問われやすい犬種だと考えられます。

9位:マルチーズ

白く美しい被毛と穏やかな印象で支持されています。
被毛は絡まりやすいことがあり、日々のブラッシングと定期的なトリミングがポイントになります。
小柄なぶん、関節や歯のケアなど、繊細な管理が必要になる場面もあります。

10位:カニーンヘン・ダックスフンド

ダックスフンドの中でも小さめのサイズとして位置づけられることが多いです。
ミニチュア・ダックスフンド同様、腰への配慮が大切になりやすいとされています。
室内の滑り止め、段差対策、適正体重の維持が、長く暮らす上での重要な要素です。

ランキングの活用がうまい飼い主さんの共通点

ランキングの活用がうまい飼い主さんの共通点

「人気=飼いやすい」とは限らない前提を持っています

人気犬種は情報量が多く、トリミングサロンや動物病院でも対応経験が豊富な場合があるため、安心材料になりやすいです。
ただし、人気は「見た目」「流行」「飼育しやすさのイメージ」など複合要因で形成されます。
そのため、人気が高いからといって、すべての家庭に適するとは限りません。
犬さんの特性と飼い主さんの生活の相性を確認することが本質だと考えられます。

費用と時間を「現実の数字」で考えています

犬さんとの生活では、フード代、医療費、トリミング費用、日用品、しつけや預かりサービスなど、継続的な費用が発生します。
また、散歩や遊び、ケアに必要な時間も犬種や個体で変わります。
ランキングを見る際は、「自分の暮らしの中で無理なく続くか」という視点をセットにすると判断が安定しやすいです。

健康面の「なりやすい傾向」を事前に理解しています

犬種ごとに体型・被毛・気質の傾向があり、それに伴ってケアの重点が変わります。
例えば、短頭種は暑さ対策、胴長犬は腰のケア、被毛が伸びる犬種はトリミング計画などが重要になります。
もちろん個体差がありますが、事前理解があるほど、いざという時に対応しやすくなると思われます。

ランキングを「暮らしの意思決定」に変える具体的な見方

例1:初めて迎える飼い主さんは「情報量の多い犬種」を選択肢に入れます

初めて犬さんを迎える飼い主さんにとっては、飼育情報、トレーニング方法、病院での一般的な注意点など、参照できる情報が多いことが助けになる場合があります。
トイ・プードルさんやチワワさんのような飼育頭数が多い犬種は、経験者の知見やサービスの選択肢が豊富になりやすいと考えられます。
ただし、情報が多いほど迷いやすい面もあるため、動物病院の先生やトレーナーさんなど、信頼できる相談先を早期に確保すると安心です。

例2:共働き世帯は「留守番設計」と「運動要求」を先に具体化します

共働き世帯では、留守番時間、散歩の回数、日中の刺激の作り方が重要になります。
例えば、運動欲求が高いとされる犬種の場合、朝夕の散歩に加えて知育玩具や遊びを組み込むと落ち着きやすい可能性があります。
また、吠えが課題になりやすい場合は、住環境との相性も検討ポイントです。
人気ランキングは入口として活用しつつ、平日の1日の動きに当てはめて無理がないかを確認すると失敗が減りやすいです。

例3:シニア世帯は「抱っこ可能な体格」と「通院のしやすさ」を重視します

シニア世帯では、将来的に通院が必要になった際に抱っこで移動できる体格かどうかが負担に影響することがあります。
小型犬が上位に多いことは、こうした現実面のニーズと重なる可能性があります。
ただし、超小型犬は骨や歯が繊細なこともあるため、日々のケアを無理なく続けられる体制が必要です。
家族や近隣サポート、ペットシッターさんなど、「人の支援計画」も含めて考えると安心につながります。

例4:見た目の好みが強い場合は「ケアコスト」とセットで検討します

ポメラニアンさんやマルチーズさん、トイ・プードルさんなど、被毛が魅力の犬種は多いです。
その一方で、ブラッシング頻度、トリミング間隔、皮膚トラブル予防など、ケアの手間と費用が増える可能性があります。
見た目の理想を実現するには、継続的なケアが必要だと理解しておくと、迎えた後のギャップが小さくなります。

人気の犬種ランキングを見る際の注意点

ランキングの「母集団」を確認することが重要です

保険加入データ、登録団体の統計、アンケート投票など、ランキングの作られ方は複数あります。
母集団が異なれば順位も変わり得ます。
特に投票型は「好き」の強さが反映されやすく、加入頭数型は「飼育実態」に近づきやすいとされています。
どちらが正しいというより、用途が違うと理解すると混乱が少なくなります。

同じ犬種名でも「個体差」が大きいことがあります

犬さんの性格は犬種傾向だけでは決まりません。
育った環境、親犬の気質、社会化の経験、飼い主さんとの関わり方で大きく変わる可能性があります。
ランキングはあくまで入口であり、迎える前の観察と説明の確認が最終的な判断材料になります。

「豆柴」など呼称の扱いは情報源により異なる場合があります

一部の集計では柴犬さんに豆柴さんが含まれる形で表記されることがあります。
このような分類ルールはランキングの作成者により異なるため、比較する際は注記を確認すると良いです。

人気の犬の種類ベスト10はコレだ!あなたの飼っているは何位?の整理

2026年の日本における人気犬種上位は、ペット保険加入データを中心に見ると、小型犬が大勢を占める構図です。
アニコム損保の集計では、MIX犬(体重10kg未満)が1位で、トイ・プードルさん、チワワさんが続きます。
その背景には、住環境との相性、ケアのしやすさ、価値観の変化、情報量の多さなど複数の要素が関係していると考えられます。
一方で、人気が高いことと、そのご家庭にとって飼いやすいことは一致しない場合があります。
ランキングは「答え」ではなく、犬さんとの暮らしを具体化するための出発点として活用するのが現実的です。

犬さんとの暮らしは、順位よりも相性が長く効いてきます

ランキングで上位かどうかは、犬さんの価値を決めるものではありません。
同じ犬種でも性格は多様で、飼い主さんの生活もまた一人ひとり異なります。
もし犬さんをこれから迎える場合は、気になる犬種の特性を確認しつつ、散歩やケアに使える時間、費用、住環境、家族の協力体制まで含めて検討されると安心です。
すでに犬さんと暮らしている方は、順位をきっかけに犬種特性を再確認し、健康管理や生活環境を少し見直すだけでも、暮らしの質が上がる可能性があります。
犬さんの毎日が安定し、飼い主さんも無理なく続けられる形を整えることが、最も確かな「正解」になっていくと考えられます。