コラム

犬のしつけに怒るのは逆効果?正しい叱り方と注意点

犬のしつけに怒るのは逆効果?正しい叱り方と注意点

※当ページのリンクには広告が含まれています。

犬のしつけって、毎日が小さな事件の連続ですよね!
「また噛んだ!」「また吠えた!」「トイレ失敗…!」なんてことが続くと、ついイラッとして怒ってしまいそうになるものです。

でも実は、犬のしつけで“怒る”のは多くの場合逆効果になりやすいと言われているんですよ。
驚きですよね!

この記事では、「怒る」と「叱る」の違いをスッキリ整理しつつ、犬が理解しやすい“正しい叱り方”と、やりがちな注意点をまとめます。
「うちの子に合うやり方、どれだろう?」と迷っている飼い主さんも、読み終わる頃には今日からの声かけが変わるはずです!

怒るより「短く叱る+すぐ褒める」が近道なんですよ

怒るより「短く叱る+すぐ褒める」が近道なんですよ

結論からいくと、犬のしつけは感情的に怒るよりも、冷静に短く叱って、できたらすぐ褒める方法が推奨されがちです。

理由はシンプルで、怒鳴ったり体罰をしたりすると、犬は「何が悪いか」より先に「飼い主さんが怖い」を学びやすいからです。
その結果、ストレスや恐怖が増えて学習効率が下がったり、問題行動が悪化するリスクがあると言われています。

なぜ「怒るしつけ」はうまくいきにくいの?

なぜ「怒るしつけ」はうまくいきにくいの?

「怒る」と「叱る」は別モノなんですよ

まずここ、すごく大事です!
似ているようで、実は中身が全然違うんですよ。

怒る=感情の爆発

「もう!何回言ったら分かるの!」みたいに、イライラをぶつけるのが“怒る”です。
この状態だと、犬は原因よりも飼い主さんの怖さを強く受け取ると言われています。

叱る=冷静な指導

一方の“叱る”は、「それはやめようね」「今の行動はNGだよ」と短く情報を伝えるイメージです。
声は低めで、言葉は「ダメ」「ノー」など毎回同じが基本とされています。

恐怖やストレスは学習を邪魔しやすいと言われています

犬は感情にとても敏感です。
怒鳴り声や険しい表情が続くと、犬の中で「飼い主さん=怖い」が強化されやすいんですよね。

さらに、強いストレス状態だと学習が進みにくくなる、といった説明も見られます。
「教えたいのに、伝わらない…」が起きやすくなるのは、つらいですよね。

犬は“その瞬間”と結びつけて覚えやすいんですよ

これ、すごく興味深いですよね!
犬は基本的に「今起きたこと」と「今の結果」を結びつけて学びやすいと言われています。

だから、時間が経ってから「あれダメだったでしょ!」と怒っても、犬は
「え、今なに?急に怖い…」
となりやすいんです。

体罰(叩く・押さえつける)はリスクが大きいとされています

叩く、マズルをつかむ、仰向けに押さえつける…こういった体罰は、恐怖心やストレスを強め、攻撃性の増加や信頼関係の崩壊につながるリスクがあると警告されています。
ここはハッキリ、避けたいポイントですよね。

今日からできる!犬が分かりやすい「叱り方」のコツ

タイミングは「その瞬間」が基本です

叱るなら、問題行動をした瞬間、または直前がベストとされています。
後から叱るほど、犬は理由が分かりにくくなりやすいんですよ。

言葉は短く、低めの声で、一度だけ

ここで長文説教をしたくなるのが人間心…!
でも犬には、短い合図の方が伝わりやすいと言われています。

  • 言葉:「ダメ」「ノー」「いけない」などを統一
  • :低め&落ち着いて
  • 回数:基本は一度(連呼しない)

「ダメ!ダメダメダメ!」と連打すると、犬にはBGMみたいに聞こえてしまうこともあるんですよね。

叱ったら「代わりに何をするか」をセットで教える

実はここが、上達の分かれ道なんですよ!
叱るだけだと犬は「じゃあどうすればいいの?」で止まりがちです。

だから、代替行動を用意してあげましょう。

  • 噛んでいいおもちゃに誘導する
  • 吠えそうなら「おすわり」に切り替える
  • 飛びつきそうなら「待て」「おすわり」を入れる

切り替えられたら、すぐ褒める!

叱った後に行動が止まった、正しい行動に切り替えられた。
その瞬間にすかさず褒めるのがコツです。

犬にとっては、
「これをすると褒められる!」
がいちばん分かりやすい学びになりやすいんですよね。

よくある場面別!「叱る+褒める」の具体例

例1:家具や手を噛む(甘噛み・噛み癖)

噛み癖、悩む飼い主さん多いですよね!
つい「痛い!」と大声が出そうですが、ここは落ち着いていきましょう。

  • 噛んだ瞬間に、低めの声で「ダメ」を一度
  • すぐに噛んでいいおもちゃを差し出して誘導
  • おもちゃを噛めたらすぐ褒める

「噛むな!」ではなく「これを噛もうね!」に着地させる感じです。

例2:吠えが止まらない(インターホン・物音)

吠えは“興奮”が乗りやすいので、飼い主さんも巻き込まれがちです。
でも、怒鳴り返すと「一緒に吠えてくれてる!」と受け取られる可能性もあると言われています。

  • 吠え始めたら、落ち着いて「ノー」を短く
  • 間髪入れずに「おすわり」など別の指示に切り替える
  • 吠えが止まって指示ができたら褒める

吠えを“やめさせる”より、吠え以外の行動に置き換えるイメージが近いですよ。

例3:トイレの失敗(後から叱らないが鉄則)

これ、やりがちなんですが…
失敗した跡を見て叱っても、犬は結びつけにくいと言われています。

  • 失敗を見つけても、基本は叱らない
  • 淡々と片付けて、環境(トイレの場所・回数・タイミング)を見直す
  • 成功した瞬間に大げさなくらい褒める

「失敗を減らす」より「成功を増やす」ほうが近道になりやすいんですよね。

例4:飛びつき(嬉しさの暴走)

飛びつきは「嬉しい!」が原因のことも多いので、怒ると混乱しやすいです。
ここも代替行動が便利ですよ。

  • 飛びつきそうになったら「ダメ」を短く
  • すぐに「おすわり」へ誘導
  • おすわりできたら触って褒める

「おすわりすると構ってもらえる」を作れると強いです!

これは避けたい!逆効果になりやすいNG行動

怒鳴る・長々説教する

声が大きいほど伝わる…と思いきや、犬には恐怖として残りやすいと言われています。
しかも長い説教は、犬には理解が難しいんですよね。

叩く・押さえつけるなどの体罰

体罰はストレスや恐怖を強め、攻撃性の増加や信頼関係の崩れにつながるリスクがあるとされています。
「怖がらせて止める」より「できる行動を教える」が基本です。

名前で叱る(「ポチ!ダメ!」)

これも要注意です!
名前が「怒られる合図」になると、呼び戻しが弱くなる可能性があると言われています。

叱る言葉は「ダメ」、呼ぶときは「ポチ!」のように、役割を分けるのがおすすめですよ。

時間が経ってから叱る

犬は“その瞬間”と結びつけやすいので、後から叱るほど伝わりにくいです。
結果として「飼い主さんが急に不機嫌になった」と感じさせてしまうかもしれません。

犬のしつけに怒るのは逆効果?正しい叱り方と注意点の要点まとめ

最後にポイントをギュッと整理しますね!

  • 感情的に怒るのは、犬に「怖い」を学習させやすく、逆効果になりやすいと言われています
  • 叱るは「短く・低い声で・一度」が基本です
  • 叱るならその瞬間が大切で、後から叱るのは伝わりにくいです
  • 体罰や怒鳴り声はストレスを高め、問題行動悪化のリスクがあるとされています
  • 叱ったら代替行動を示して、できたらすぐ褒めるのがコツです

飼い主さんが完璧じゃなくて大丈夫!まずは「一言で叱る」からですね

ここまで読んで、「私、つい怒っちゃってた…」と感じた飼い主さんもいるかもしれません。
でも大丈夫ですよ!しつけって、飼い主さんも一緒に練習していくものです。

まずは今日から、叱る言葉を一言に決めるところから始めてみませんか?
そして、切り替えられたらすぐ褒める。これだけでも空気が変わってくるはずです!

もし吠えや噛みつきなどで不安が強い場合は、無理せず動物病院やドッグトレーナーさんに相談するのも賢い選択ですよね。
飼い主さんとワンちゃんが、もっとラクに、もっと楽しく暮らせますように!

\【動物栄養学博士監修】無駄吠えのしつけプラス/