コラム

犬の無駄吠えの本当の原因5選|やめさせるコツも紹介

犬の無駄吠えの本当の原因5選|やめさせるコツも紹介

※当ページのリンクには広告が含まれています。

「うちの子、なんでこんなに吠えるの…?」って悩んでいませんか?
近所迷惑が心配だったり、来客のたびにバタバタしたり、夜に吠えて眠れなかったり…本当に大変ですよね。

でも実は、いわゆる「無駄吠え」って、犬さんにとっては無駄じゃないことがほとんどなんですよ。
警戒していたり、怖かったり、何かを要求していたり、ストレスがたまっていたり、体がつらかったり…。
つまり、吠えには必ず理由があるということですね!

この記事では、犬の無駄吠えの本当の原因を5つに整理して、今日からできる「やめさせるコツ」まで一気に紹介します。
「叱る」よりも、犬さんの気持ちを理解して対策する流れがわかるので、きっと気持ちがラクになりますよ!

犬の無駄吠えは「原因を特定→合った対策」で減らせます!

犬の無駄吠えは「原因を特定→合った対策」で減らせます!

結論から言うと、犬の無駄吠えは吠える理由を見極めて、その理由に合った対処をすると改善しやすいです。

最近は、獣医師さんや行動診療科の獣医師さん、ドッグトレーナーさん監修の情報が増えていて、
昔ながらの「とにかく叱るしつけ」よりも、犬の心理(感情)に寄り添う科学的なアプローチが主流になってきています。

まずは次の5つのどれに近いか、犬さんの状況を当てはめてみてくださいね!

吠えの理由はだいたいこの5つなんですよ

吠えの理由はだいたいこの5つなんですよ

1. 警戒心・恐怖心からの吠え(チャイム・来客・物音など)

見知らぬ人や犬さん、聞き慣れない大きな音に対して、犬さんは警戒して吠えることがあります。
特に多いのが玄関チャイムや来客への吠えですね!

これ、すごく興味深いですよね!
実は犬さんは「怖いもの・怪しいものを遠ざけたい」と思って吠えていることが多いんですよ。
社会化が不足していたり、過去に怖い経験があったりすると、反応が強く出やすいとも言われています。

やめさせるコツ

「吠えさせない環境」と「落ち着ける練習」のセットが効果的です。

  • 刺激を減らす:玄関が見える位置から離す、サークル・クレートを安心基地にする
  • 音に慣らす:チャイム音を小さく流す→おやつ、を繰り返して「良い予感」に変える
  • 代わりの行動を教える:「ハウス」「マット」など、落ち着く場所へ行く行動を練習する

2. 要求吠え(吠えれば叶うと学習している)

「ごはん!」「散歩!」「遊んで!」みたいに、飼い主さんへ強く要求する吠えです。
実はこれ、犬さんが吠えれば要求が通ると学習してしまっているケースが多いんですよ。

たとえば早朝に吠える→根負けして散歩に行く、を繰り返すと…
犬さんは「吠える=散歩が出てくる!」と覚えてしまいます。驚きですよね!

やめさせるコツ

基本はとてもシンプルで、吠えには反応しない(無視)ことです。

  • 吠えている最中は目を合わせない・声をかけない・触らない
  • 静かになった瞬間に褒める、要求に応える(タイミングが命!)
  • 先回り:散歩前の合図(リードを持つ等)で興奮する子は、落ち着いてから準備する

ポイントは、飼い主さんが負けないことですね!
途中で折れると「もっと吠えれば勝てる!」と学習が強化されやすいので、家族で対応を揃えるのがおすすめです。

3. 興奮からの吠え(嬉しすぎて止まらない)

散歩前、帰宅時、他の犬さんを見たときなど、嬉しさやテンションの高まりで吠えるタイプです。
「嬉しい」が爆発してる状態なので、悪気はないんですよね。

やめさせるコツ

興奮のスイッチを入れない工夫と、落ち着く練習が効きます。

  • 帰宅直後は構いすぎない:落ち着いてから挨拶する
  • 散歩前の儀式を短く:リードを見せて大騒ぎなら、一旦隠して落ち着くのを待つ
  • 合図で切り替え:「オスワリ」「マット」など、静かにできたら出発

「嬉しい吠え」って可愛い反面、積み重なると癖になりがちです。
だからこそ、落ち着いたら良いことが起きるに作り替えていくのがコツですよ!

4. ストレスや不安からの吠え(留守番・環境変化・分離不安)

長時間の留守番、引っ越しや家族構成の変化、運動不足などが原因で吠えることがあります。
特に注意したいのが分離不安です。

分離不安の犬さんは、飼い主さんの外出準備の段階でソワソワしたり、
家を出ようとした瞬間にパニックになったりすることがあると言われています。
「ただの甘え」ではなく、不安の強い状態なんですよね。

やめさせるコツ

  • 運動欲求を満たす:散歩の質を上げる(匂い嗅ぎ時間を増やすのも◎)
  • 噛みたい欲求を満たす:安全なおもちゃ・知育トイで発散を作る
  • 留守番の練習:短時間から「出る→戻る」を繰り返し、段階的に伸ばす
  • 外出準備の脱感作:鍵を持つだけ→戻る、上着を着るだけ→戻る、などで慣らす

分離不安っぽい場合は、自己流で悪化させたくないですよね。
吠え以外にも破壊行動や自傷があるなら、獣医師さんや行動に詳しい専門家へ相談が安心です。

5. 健康上の問題・高齢による認知機能の低下

痛みや不快感、病気やケガが原因で吠えることもあります。
そして高齢犬さんでは、認知機能の低下(いわゆる認知症)によって無駄吠えが増えることもあるんです。

特徴としては、夜に突然吠え始めたり、何もない方向に向かって吠えたり…というケースが見られると言われています。
「しつけでどうにかする」より、まず体の状態を確認したいところですね。

やめさせるコツ

まず受診して原因を切り分けるのが最優先です。

  • 急に吠えが増えた(特にシニア期)
  • 触ると嫌がる・動きが変など痛みのサインがある
  • 夜鳴きが増えた、昼夜逆転っぽい

このあたりが当てはまるなら、早めに獣医師さんへ相談してみてくださいね。

「うちの子はこれかも!」が分かるシーン別の例

「うちの子はこれかも!」が分かるシーン別の例

例1:チャイムで毎回大騒ぎ…来客が怖い(警戒・恐怖)

ピンポン→吠える→飼い主さんが抱っこして「ダメ!」→さらに吠える…という流れ、よくありますよね。
実はこの場合、犬さんは「怖い!」「追い払いたい!」の気持ちでいっぱいかもしれません。

対策例:チャイム音を小さく流しておやつ、玄関から距離を取れる場所にマットを置く、来客時はハウスで安心、など。
「怖い」が「大丈夫かも」に変わると、吠えは減りやすいですよ!

例2:ごはん前に吠える→あげる…が習慣化(要求吠え)

吠えると早く出てくる、構ってもらえる、散歩が始まる…
これ、犬さんにとっては「吠え=成功体験」になりがちです。

対策例:吠えている間は完全スルーして、静かになった瞬間に「いい子!」でごはん準備を再開。
最初は吠えが一時的に強くなることもありますが、家族で一貫すると変わっていきます。

例3:留守番で遠吠え・吠え続ける(ストレス・分離不安)

外出準備の段階からソワソワ、出たら吠え続ける…。
この場合は「寂しい」より、不安が強い可能性があります。

対策例:短時間留守番の練習、外出準備の脱感作、出かける前に運動と知育トイで発散、など。
状況が重いときは、獣医師さんや行動の専門家と一緒に進めるのが近道です。

例4:夜中に突然吠えるように…(体調・認知機能)

今まで静かだったのに、夜に吠える、徘徊っぽい、ぼーっとしている時間が増えた…。
それ、年齢変化や体の不調が関係しているかもしれません。

対策例:まず受診で痛みや病気をチェック。
問題が見つかったら治療・ケアを優先し、生活環境(足元の滑り、寝床、夜の照明など)も整えていきましょう。

押さえておきたいポイントの整理

押さえておきたいポイントの整理

犬の無駄吠えは、飼い主さん視点では「困った行動」でも、犬さん視点では理由があるサインなんですよね。

  • 警戒・恐怖:チャイム、来客、物音。環境調整+落ち着く練習が鍵
  • 要求:吠えると叶う学習。吠えは無視、静かを強化
  • 興奮:嬉しさ爆発。興奮させない工夫+切り替えの合図
  • ストレス・不安:運動・噛む欲求・留守番の練習。分離不安は段階的に
  • 健康・認知:急な変化や夜鳴きは受診して切り分け

「叱って止める」より「理由を減らす」ほうが、結果的にうまくいきやすいです!

今日から一歩進めるために、まずこれをやってみませんか?

いきなり完璧を目指さなくて大丈夫ですよ。
まずは、犬さんが吠える場面を思い出して「どのタイプっぽいか」を1つ決めてみてくださいね!

そしておすすめは、吠えのメモを取ることです。
「いつ」「何に」「どれくらい」「その前後で何があったか」を書くだけで、原因が見えやすくなります。

もし「怖がりが強い」「留守番がつらそう」「急に吠えが増えた」などがあるなら、獣医師さんや行動に詳しい専門家に相談するのも、とても賢い選択です。
犬さんも飼い主さんも、毎日がもっと穏やかになりますように!

\【動物栄養学博士監修】無駄吠えのしつけプラス/